立可適(NeuKocyte)の微酸性電解水について
(Slightly Acidic Electrolysis Water - hypochlorous acid water )
(微酸性電解水 - 次亜塩素酸水)
1811年には、英国の化学者サー・ハンフリー・デービー(Humphry·Davy)は初めて次亜塩素酸(HClO)を発見されました。 12年後、イギリスの物理学者マイケル・ファラデーは初めて電解法により次亜塩素酸を生産する事ができました。しかし、次亜塩素酸は分解しやすい、保存期間が短いと言う特性を持っているため、当時のテクノロジーと生産技術では、少量生産しかできなくて、広く使用されませんでした。第一次世界大戦までは、次亜塩素酸を使って兵士の外傷と傷口の短時間処理として使用されるようになりました。2006年1月にイギリスの「JOURNAL OF WOUND CARE」は傷口の治療に関して長年の研究から、次亜塩素酸による潰瘍治療の効果に関する発表が有りました。一方、人類及び動物の体内の免疫は、病原体の攻撃に対抗したり、異物を除去するために複雑な防衛体力を有しています。例えば、細菌が傷口を通し皮膚に侵入した場合、血液から白血球が離脱して細菌を囲みます。この時、好中球白血球は次亜塩素酸を放出し、即座に細菌が消滅して、脅威を解除する事になります。
微生物及びウイルスの感染が高まっているような環境問題に面して、弊社は皆様の健康的、安全な生活環境を創るために、次亜塩素酸の効果を基づいて長年日本国内での微酸性電解水を研究した経験にも参考しながら数多く実験と改善を繰り返した後、やっと「立可適微酸性電解水生成機」の開発を成功しました。弊社は「立可適微酸性電解水生成機」を普及する事よって人類及び動物が病原体の脅威から途絶えて皆様に安全的、無菌的な生活空間を提供しようとしています。そして、企業の安全的な衛生管理システムを作り上げる事もサポートさせていただきたく事を期待しております。
「立可適微酸性電解水生成機」から生成された「微酸性電解水(Slightly Acidic Electrolyzed Water,SAEW)」はもう既に日本国内の食品加工業、農業或は病院の殺菌に使用されています。効果的で安全な殺菌効果、使い方が便利で環境にやさしい、そして低生成コストなどの特性を持っているために、「21世紀最高の殺菌水」と呼ばれています。
台湾では、「次亜塩素酸(HClO)」は「衛生福利部食品藥物管理署」(日本国内の厚生労働省医薬生活衛生局に相当する)に食品の消毒として使われても安全性を認定されています。他にも室内空気質管理にコントロールする技術の一つにも環保署(日本国内の環境省に相当する)が認定されています。
これは効果的で安全な新型殺菌剤であります。これからはその生成の原理、特性、殺菌メカニズム及び応用の面について詳しく説明致します:
(生成原理)
専用の電解液は無隔膜式電解槽の内で電解して家庭用水道水と混合しながら生成させます。そして、高い割合で含まれている次亜塩素酸(> 95%)のpH値(5.0〜6.5)が微酸性である物の殺菌効果は約次亜塩素酸塩(漂白剤)の80倍程度であります。伝統的な酸性電解水は、強酸性(pH2.7)ですので、金属に対して腐食性が強い、塩素の匂いが有る、保存期間が短い、そして生成しているうちに廃水が出ると言う欠点があります。しかし、 「立可適微酸性電解水」は金属に対して腐食性が低くて、僅かな塩素の匂いがする、保存安定性が高い、生成しているうちに廃水が出ません。使用する時の利便性と安全性を両方とも優れている製品です。
(特長と利点)
「立可適微酸性電解水」は殺菌力が強い、殺菌の範囲が広い、使用上の安全性が高い、環境に優しい(自然分解しやすいので環境に残らない)、と連続的に生成できるので生産コストが低くなると言う利点があります。従来良く使っている漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)と比較すると「立可適微酸性電解水」は作用した後自然分解しやすいので環境に残りません。微酸性電解水を生成している間は高い殺菌力を持つ有効塩素(次亜塩素酸)以外、オゾンや酸塩化物など副生成物は一切産出しません。作用後クロロホルムと言う発癌物質なども産出しません。使用後中和せず、希釈せずにそのまま下水道に流せれば良いです。グリーン製品なので環境にやさしい。粘着性が無い無色透明な水の様な物ですが、次亜塩素酸を含まれているため僅かな塩素の匂いがします。電解水のpHは微酸性なので人類の皮膚に対して刺激性が有りません。金属に対する腐食性も非常に低いです。「立可適微酸性電解水」は作用後即ち酸化還元反応によって一般的な水になります。そして、原料の中では塩化物を含まれていないため、乾燥された後も塩化物とナトリウムの結晶が出ません。それによる弊害を生ずる事もありません。
(保存性)
次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)または強酸性電解水と比較すると「立可適微酸性電解水」の保存安定性はより高くなっています。遮光性を持つ材質の容器に密封されている条件で約半年間まだ良い殺菌効果を持っています。
(安全性)
日本では、2002年から厚生労働省は既に微酸性電解水が食品添加物の消毒剤として使用する事を許可しています。台湾でも、「衛生福利部食品藥物管理署」(日本国内の厚生労働省医薬生活衛生局に相当する)の最新版公告(104年4月27日)により、次亜塩素酸成分の洗剤は食品用消毒剤として承認されています。この次亜塩素酸電解水が安全なものを意味しています。
(滅菌メカニズムと殺菌力)
「立可適微酸性電解水」の殺菌成分は次亜塩素酸(HClO)です。HClOは細胞膜を破壊し細胞内のプロテアーゼ、RNA及びDNAなど、生化学的活性を正常に発揮できなくなるため微生物を死に至ります。そうして、微生物や有機物と接触した後、直ちに普通の水に還元します。HClOの存在比率がpHにより変化します。pHがアルカリ性の時、次亜塩素酸(ClO-)の含有量は増加する傾向が有ります。逆にpHが酸性の時、塩素の含有量が増加する事になります。米国EPAの実験結果によると、HClOの殺菌効果は約ClO-の80から100倍を持っています。HClOが酸性電解水のpH範囲内で存在比率が高いと言う事が分かっています。「立可適微酸性電解水」のpH 値は5.0から6.5の間です。このpH値の範囲内、約95%の有効塩素はHClOの形で存在しています。と言う事で「立可適微酸性電解水」は低有効塩素濃度(30ppm)にも優秀な殺菌効果を発揮できます。
SGSのテストレポートによると「立可適微酸性電解水」は大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、リステリア菌、緑膿菌、カンジダ・アルビカンスなど菌類に30秒以上接触すれば99.999%の殺菌効果があると証明しています。細菌胞子またはばい菌を95%以上の殺菌率を達する時間と言えば、有効塩素濃度は200PPMの次亜塩素酸ナトリウム溶液を使ったら15分間かかる事に対し有効塩素濃度は30PPMの「立可適微酸性電解水」ならば僅か5分間で同じ効果があります。
(応用)
食品加工産業:
「立可適微酸性電解水」の有効塩素含有量が低くて、残留性も低いが、凄く良い殺菌効果を持っています。食品加工産業に対して非常に理想的な殺菌剤であります。従来の次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)と比較すると「立可適微酸性電解水」の方は殺菌効果がもっと優れるものです。他にも、次亜塩素酸ナトリウムが食品消毒後高い塩素を残ったり、使った後に処理する手間がかかったり、
クロロホルムと言う有害物質を発生するなど欠点が一切ありません。一般的な食品病原体である黄色ブドウ球菌や大腸菌など菌類について短時間内完全に殺菌ができます。そして、厳重な食中毒を引き起こす可能性が有る腸炎ビブリオならば「立可適微酸性電解水」は30秒以内で完全的な殺菌効果が現れます。料理前に支度した野菜の消毒は流れる水と超音波振動装置を使って食材を洗う事もできます。「立可適微酸性電解水」は食材の発色と品質への影響はありません。また、「立可適微酸性電解水」の有効塩素の含有量は、遮光性を持つ材質に密封されている条件で長時間維持することができ、暫く使用しない食品加工ラインの密封材として使うのも、長時間での浸漬消毒に使用することができます。
空間の消毒に使う:
「立可適微酸性電解水」を使用する時、水道水を使う時との差は殆ど感じません。噴霧器を使って空気中の細菌または真菌、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、エンテロウイルスなど活性を失われるために防疫上の運用を適しています。台湾国内で有る労働安全衛生研究所の研究と国立成功大学の環境医学研究所の研究レポートにより、次亜塩素酸水が空間中の消毒や殺菌の効果が良くて、人体に吸入しても粘膜に悪影響がないと言う確認をできでいます。そのために、台湾のEPAは次亜塩素酸水が室内空気質維持管理責任者の訓練教材の中に「室内空気質管理とコントロールするための技術の一である。」ことを明記しました。医療分野では、空間の消毒方法について一般的にUV照射、ホルムアルデヒド燻蒸または化学液体スプレーなどを使用しています。これらの方式では、作用するまでの時間が長い、操作しにくい(有る比例で調合しなければならない)、そして体に有害である事などデメリットがあります。今後「立可適微酸性電解水」を使って医療空間の消毒をすれば、防疫効果がより一層高める事ができると思います。
物の表面の消毒に使う:
一般的に物の表面を消毒する時、良くアルコールを使っています。しかし、薬用アルコールを使う前に希釈しなければならない(95% - > 75%)、操作手間がかかります。そして、アルコールは揮発するので吸入したら粘膜に刺激が有ります。頻繁に皮膚を接触したら皮膚の乾燥やアレルギーを引き起こす可能性もあります。最も重要なのはエンテロウイルスやノロウイルスなどエンベロープがないウイルスに対して殺菌ができないため防疫効果が良くなりません。一方、「立可適微酸性電解水」はこの部分では優位性を持っています。但し、次亜塩素酸は有機物と良く作用するので殺菌効果がなくなりやすい点があります。「立可適微酸性電解水」を使って物の洗浄や滅菌する前に物の表面の汚れや油を界面活性剤で良く除去してから使うのはお勧めします。
•ペット美容業界に使う:
「立可適微酸性電解水」は皮膚、粘膜に接触しても刺激を与えません。そして、舐めて飲んでも誤飲しても健康に影響を与えません。今まで使っていた消毒剤、洗剤或は化学的フレグランスを切り替えたり使用量を減少する事により美容室の室内の衛生と匂いを改善する事ができます。また「立可適微酸性電解水」を使って犬やネゴの体を洗うならペットの体臭や皮膚病の症状を改善できます。そして、美容師はペットの美容をしている最中にペットの爪や殻などによる傷口の回復も改善できます。
(マトメ)
グリーン概念の普及により、環境に優しい新型消毒剤は、人々の新たな選択肢になるでしょう。殺菌効果を維持したままで使用上の安全性と環境に対するやさしさと言う事も重要な課題になるでしょう。「立可適微酸性電解水」はこの人々の思いを満たしながらより幅広く普及して人類の幸せにサポートする事が出来ていくと予想されます。